「一般救護者用・災害時高齢者医療マニュアル」(試作版)第2版(全25頁)

【本マニュアル作成にあたっての経緯】

 本国は地震、台風、津波などの様々な災害が多い国です。その災害時において、被災された高齢者の方々に対する医療は非常に重要です。特に避難所での生活に入らざるを得なかった高齢者の方々は、生活環境が一変し多くの精神的・身体的ストレスを受けます。さらに、もともとかかりつけていた慢性疾患(高血圧、糖尿病、脳心疾患なども含めて)の管理を継続しづらくなってしまいます。

 そこで厚生労働省・厚生労働科学研究費補助金を受け、長寿科学総合研究事業の一環として、平成22年度から「災害時高齢者医療の初期対応と救急搬送基準に関するガイドライン」を作成する研究班が立ち上がりました。本マニュアルの作成にあたり、平成23年度内の完成を目標に準備を進めてきました。

 今回、東北関東大震災が発生してから、被災された高齢者の方々に対する医療現場の厳しい現状が数多く報告されております。今回、本ガイドライン作成に当たった研究班および日本老年医学会は、ガイドライン「高齢者災害時医療ガイドライン」および本マニュアル「一般救護者用・災害時高齢者医療マニュアル」を現段階では試作版ではありますが、現在行われている被災地での高齢者災害時医療の一助にして頂ければ幸いです。

 さいごに、このマニュアルはあくまでも一般的な診断・治療に向けての目安ですので、個々のケースにおいては医師にご相談下さい。

厚生労働省 長寿科学総合研究事業
「災害時高齢者医療の初期対応と救急搬送基準に関するガイドライン」研究班
社団法人 日本老年医学会

一般救護者向け

「一般救護者用・災害時高齢者医療マニュアル」(試作版)第2版(全25頁)【PDF:1.94MB】