日本老年医学会のあゆみ

日本老年医学会のあゆみ(一部日本老年学会のあゆみを含む)

1956年 (昭和31年)12月
第1回日本ジェロントロジー学会が東京にて開催された。会長:塩田広重、老年医学部会長:緒方知三郎、文化科学部会長:寺尾琢磨。
1957年 (昭和32年)11月
第2回日本ジェロントロジー学会が大阪にて開催された。会長:今村荒男、老年医学部会長:吉田常雄、文化科学部会長:橘覚勝。
1958年 (昭和33年)11月
第3回日本ジェロントロジー学会が名古屋にて開催された。会長:勝沼精蔵、老年医学部会長:山田弘三、文化科学部会長:橘覚勝。
総会において名称の変更が決定され、日本ジェロントロジー学会は日本老年学会、老年医学部会は日本老年医学会、文化科学部会は老年文化科学会となった。
1959年 (昭和34年)5月
老年文化科学会の幹事会において、老年文化科学会の名称を日本老年社会科学会と改称した。
1959年 (昭和34年)11月7日
第1回日本老年学会(第4回日本ジェロントロジー学会に相当する)が東京にて開催された。会長:塩田広重、日本老年医学会会長:緒方知三郎、日本老年社会科学会会長:渡辺定。
この総会にて日本老年学会が発足し、その分科会として日本老年医学会および日本老年社会科学会が発足した。
両分科会は隔年毎に同時、同地区において日本老年学会として開催し、他の隔年毎は単独に行う方針が承認された。
1960年 (昭和35年)11月
第2回日本老年医学会が京都にて開催された。会長:井上硬。
1961年 (昭和36年)11月
第2回日本老年学会が東京にて開催された。会長:尼子富士郎、第3回日本老年医学会会長:冲中重雄、第3回日本老年社会科学会会長:渡辺定。
1962年 (昭和37年)11月
雑誌編集委員会発足。
1964年 (昭和39年)4月
学会機関誌として日本老年医学会雑誌発刊。
1964年 (昭和39年)10月
日本医学会に第54分科会として加盟。
1970年 (昭和45年)1月
プログラム委員会発足、1991年10月学術プログラム委員会と改称。
1976年 (昭和51年)10月
保険委員会発足。
1978年 (昭和53年)8月
第11回国際老年学会議が、日本老年学会の主催で東京にて開催された。会長:村上元孝東京都老人医療センター院長。
1981年 (昭和56年)10月
日本基礎老化学会が日本老年学会分科会として加盟。
1985年 (昭和60年)6月
第1回関東老年病研究会開催。以降、年2回開催。平成元年12月の第10回より日本老年医学会関東甲信越地方会と改称。
1985年 (昭和60年)9月
教育委員会発足。
1989年 (平成元年)4月
日本老年医学会認定医制度発足。1999年6月に日本老年医学会専門医制度、2002年6月に日本老年医学会認定 老年病専門医制度と呼称変更がなされた。
1989年 (平成元年)10月
第1回中国地方会開催。以降、年1回開催。
1990年 (平成2年)1月
あり方委員会発足。
1990年 (平成2年)2月
第1回四国地方会開催。以降、年1回開催。
1990年 (平成2年)4月
第1回北海道地方会開催。以降、年1回開催。
1990年 (平成2年)5月
第1回近畿地方会開催。以降、年1回開催。
1990年 (平成2年)6月
第1回東北地方会開催。以降、年1回開催。
1990年 (平成2年)6月
第1回北陸地方会開催。以降、年1回開催。
1990年 (平成2年)10月
第1回東海地方会開催。以降、年1回開催。
1991年 (平成3年)2月
第1回九州地方会開催。以降、年1回開催。
1991年 (平成3年)4月
保険委員会を発展的に廃止し、その目的を内包する委員会として老人医療検討委員会を発足。1995年老人医療委員会と改称。
1991年 (平成3年)6月
日本老年歯科医学会が日本老年学会分科会として加盟。
1991年 (平成3年)11月
第4回アジア・オセアニア国際老年学会議が、日本老年学会の主催で横浜にて開催された。会長:折茂肇東京大学教授。
1993年 (平成5年)9月
優秀論文賞選考委員会発足。
1995年 (平成7年)3月
社団法人日本老年医学会設立。
1995年 (平成7年)10月
国際委員会、財務委員会、サンド(1996年よりノバルティス)老化および老年医学研究基金選考委員会が、発足。
1996年 (平成8年)6月
広報委員会発足。
1997年 (平成9年)6月
日本老年医学会編集にて「老年医学テキスト」をメジカルビュー社より発行。
1998年 (平成10年)9月
倫理委員会、高齢者介護システム検討委員会が、発足。
1999年 (平成11年)6月
日本老年医学会編集にて「おとしよりとくらす」を文光堂より発行。
1999年 (平成11年)6月
日本老年精神医学会が日本老年学会分科会として加盟。
2000年 (平成12年)4月
日本老年医学会編集にて「今日の老年医学 2000」を中外医学社より発行。
2001年 (平成13年)6月
「高齢者の終末期医療およびケア」に関する日本老年医学会の「立場表明」を発表。
2001年 (平成13年)6月
日本老年医学会編集にて「今日の老年医学 2001」を中外医学社より発行。
2001年 (平成13年)12月
Geriatrics and Gerontology Internationalを英文会誌として発刊。ブラックウェルパブリッシングに編集委託。
2002年 (平成14年)6月
日本老年医学会編集にて「老年医学update2002」をメジカルビュー社より発行。
2002年 (平成14年)10月
日本老年医学会編集にて「改訂版老年医学テキスト」をメジカルビュー社より発行。
2003年 (平成15年)6月
日本老年医学会編集にて「老年医学update2003-04」をメジカルビュー社より発行。
2003年 (平成15年)6月
日本ケアマネジメント学会が日本老年学会分科会として加盟。
2003年 (平成15年)11月
第7回アジア・オセアニア国際老年学会議が、日本老年学会の主催で東京にて開催予定である。会長:大内尉義東京大学教授。

1962年(昭和37年)までのあゆみについては、「寿命学研究会年報1957」(発行:寿命学研究会、東京、1957)、「寿命学研究会年報1958」(発行:寿命学研究会、東京、1958)と、「老年病」第六巻臨時増刊号(発行:金原出版、東京、1962)を資料としました。

社団法人日本老年医学会事務局 広瀬洋子