令和6年能登半島地震支援金について(お願い)
2024年2月
会員各位
一般社団法人日本老年医学会
理事長 神﨑恒一
去る1月1日に発生した令和6年能登半島地震では多くの高齢者の方々も被災されました。事態は少しずつ落ち着きつつありますが、同地域は高齢化率が非常に高いエリアであり、誤嚥性肺炎やその他の災害関連死で亡くなられる方、生活習慣病の管理不良者、施設や家族の被災により行き場を失う高齢者等が増加しており、本会が取り組むべき問題はまだ山積している状況です。また金沢医科大学など本会北陸支部での活動の中核を担ってきた施設も、自施設が大きな被害を受けながら、被災者の診療に当たらざるを得ないという厳しい状況にあります。
そこで日本老年医学会では、被災地域の高齢者が抱える諸問題を解決するための活動の支援、ならびに老年科専門研修施設の復興を援助するための募金を行うことにしました。
事情をご理解の上、是非ご寄附いただきますようお願い申し上げます。
目標額 | 1,000万円 |
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支援金の目的・使途 | 被災地域高齢者の抱える諸問題の解決と老年科専門研修施設の復興援助 |
寄附の方法 |
下記銀行口座までお振込みください。 みずほ銀行 本郷支店 普通預金 口座番号:4165227 口座名義:シヤ)ニホンロウネンイガクカイ 支援金は一口10,000円でお願いいたします。 (複数口、もしくは一口以下でもお受けいたします。) 註)
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控除について | 本寄附金は特定寄附金には該当しないため、寄附金控除の対象とはなりませんことをご了承ください。 |
これまでに日本老年医学会が行ってきた活動
- 高齢者災害医療委員会の開催
- ホームページ、Facebook、X(旧Twitter)による情報発信、一斉メールの配信(『日本老年医学会 一般救護者用 災害時高齢者医療マニュアル』『日本老年医学会 高齢者災害時医療ガイドラン 第2版』の紹介を含む)
- 老年科専門研修施設である金沢医科大学、金沢大学、公立穴水総合病院への支援金の送付
- 本会の災害対策委員会が主となり研究班で作成した『一般救護者用・災害時高齢者医療マニュアル試作版』を4,000部被災地に配布いたしました。被災地支援に行かれる先生におかれましては、是非この冊子を現地で配布なさってください。ご希望の部数を事務局よりお送りします。内容をご覧になりたい会員の方はHPに掲載されたPDF版をご利用ください。マニュアルやガイドラインに対するご意見もお寄せください。